2018-02-23 第196回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
一九四七年十月十六日、参議院司法委員会で法案の説明を行った福原忠男衆議院参事は、「何故にかような盲人の点字には自署式を採るかといいますと、現実の問題といたしまして点字の投票用紙を全国に用意するということは非常な費用も掛かりますし、実際の従来の選挙の際の投票数は全国で約六百ということでございます。
一九四七年十月十六日、参議院司法委員会で法案の説明を行った福原忠男衆議院参事は、「何故にかような盲人の点字には自署式を採るかといいますと、現実の問題といたしまして点字の投票用紙を全国に用意するということは非常な費用も掛かりますし、実際の従来の選挙の際の投票数は全国で約六百ということでございます。
○国務大臣(深谷隆司君) 記号式となっておりますものを自署式に変えろ、それから三分の二条項を変えていこう、そういう形で議員立法でただいま衆議院に提出されている法律改正案であります。
○政府委員(吉岡恵一君) その職業であるとか、住所であるとかいうものを、今の場合に書くということは、選挙管理委員会で宣伝をすることはやや穏当を欠く場合がありはせんかと、こう考えるのでありますが、選挙運動をやるほうの候補者においては、それは大いに主張をして、自分の投票には住所を書いてくれということをやつてもらうより、現在自署式の投票方法を採用している以上はちよつと仕方がないような気がいたします。
これも委員長の説明にもございましたが、特に記号式を採り、從來の選挙における自署式を採らなかつた即ち事柄の性質上周知徹底を図るという趣旨を規定したものでございます。
○衆議院参事(福原忠男君) 御質問の第一点の自署式にすることの可否でございますが、この点は一般の選挙の際のごとく活溌に選挙運動が行われるということは事柄の性質上望めもいたしませんし、又望ましくないと思われるのであります。